【橋本】俯瞰スキル

その他

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資格難民木曜ラーター橋本です。

梅雨明けを待ち望む中、早くも夏空が広がり、各地で猛暑日と夏本番さながら、厳しい暑さに耐える夏がやって来ました。台風の直撃が心配される季節となりました。今年は台風の当たり年になるのでしょうか?

 

 

1.いかに集中してことに当たるか

 

 

試験日まで後数日、カウントダウンを告げる時計の秒針が耳元でコチコチなり始めました。試験対策の為に、仕事時間、プライベート時間を円滑に有効に使えるように必死でやりくりする日々を過ごしています。第3回で時間の使い方を書きましたが、いよいよ試験日までの残された時が刻一刻と短くなるにつれ、焦る気持ちを抱えながら優先順位を決め物事をさばく。「いかに集中してことに当たるか」が非常に重要なことにこの年になってようやく気がつきました。こんなことを今頃気付くなんて大変恥ずかしいことですが、時間を切り分け優先順位をつけるためには必要不可欠なことなんだとつくづく感じています。

 

 

平常時は安穏と暮らしても、特に細部に気を遣わずとも大きく逸れずにこなしていることも、仕事も集中し多重業務多重課題を抱えながら公私ともに多忙な緊急事態のこの時期にはうっかりミスをおこし、その対処に時間をとられる。マイナスのスパイラルイに陥ってしまいがちです。

 

 

通勤の途中も頭の中はその日の仕事の流れや試験の課題でパンパンに膨らみ、また夕食の献立等いつも以上に頭がくるくるまわって落ち着く暇がない。例えば些細な例ですが、自転車の鍵や携帯電話など小さなアイテムを無意識にバックの中に「ぽとん」と落とし込み、買い物の後や一寸した時にバックの中を引っ掻き回し、慌てふためくといううっかりを連発することがありました。普段の私を知っておられる方は、いつものことと思われるかもしれませんが、こんな些細なドキドキや一寸したパニックに使う不要な時間はとても不快で、もったいなく、まして自分にだめだしをすること自体に嫌気がさして来ます。

 

 

2.丁寧にことに当たる

 

 

ではどうすればいいのか?

 

その対処法は?をふっと考えると、簡単なこと私は不器用なのでとにかく1つ1つに丁寧に当たること。物事に集中すること。

 

上の空でぽとんとバックに鍵や携帯を落とし込まず、所定の箇所にキチンとアイテムの大きさに関わらず丁寧にしまうこと。そうすることで、「あれ?」とか「あ〜!!」とかの擬音に囲まれることが少なくなり心の健康を保ちながらこの重大な局面を乗り越えられるのでは?と思うようになりました。

 

 

3.俯瞰スキルで乗り越える

 

 

 さてここで重要なことは、普段よりそんなことを心がけたこともなく、いつも適当に何となく生活をしている者にとって、この時期に急に平常心を保ちつつ全方向の物事に気を配る。そんな起用なことを私は果たして出来るのだろうか?ということです。

 

何気ない生活習慣、長く生きれば生きる程(長く生きている者なので)身に付いたこの悪癖は瞬時にまたこのようなイレギュラーなしんどい時期に改善するのは非常に難しく厄介な新たな課題になってしまうのでしょうか?

 

 

 そんなとき、先生に相談をしてみました。

 

 

「あたふたしないために、俯瞰スキルが必要であること。近くのこと目の前のことばかりに心を捕われてしまうと乱れてしまう。長期的な視点で何が必要なのか。やらなければならないことは何かを整理すること。書き出し確認すること」と助言を頂きました。

 

 

台風の目の中にいる状況で、全てを自分で動かしているつもりでも、何もかも抱え込んで一緒にぐるぐる回って、あたふたと目の前のことだけに対処することがやっとの状態。一生懸命こなしているつもりなのにミスを繰り返し、だめだしの山。時間に置いてけぼりをくらい目の前真っ暗。自己効力感は落ち、だめだめな自分を見つけてだめだめな気分に落いる。こんなんじゃ、難民脱出は。。。

 

 

そういえば子どもの頃自転車の練習をし始めたとき「もっと遠くを見ないからこけるんだ。」と親に言われたことがありました。自転車に乗ることにばかり意識を集中し、視線は下に、ハンドルを持つ手元ばかりに気を取られていたような気がします。こけて怪我をし、何度も繰り返すうちにある日パット視界が開けて自転車に乗り視線は遥か遠くまでを見るようになります。空も山も自転車に乗りながら見ることができ、色々な情報を自転車に乗りながら自分で得るようになります。

 

 

だめだめな自分でもだめだめな気分でも、仕事、プライベートの中で今一番大変なこと、大切なことを書き出し可視化することは出来るはずです。

 

 

書き出すと案外優先順位をつけられるようになります。そして可視化したものに丁寧に対処し終了したことを確認する。目の前の山が崩れていくのを頭の中だけではなく目でも確認して実際に自分の立っている場所を知る。

 

 

難解に入り組んでいると思っていることが、ほぐれてぱかっと道は開けてくるのだろうなと思います。少し離れて俯瞰してぱかっと開けた道、空を穏やかな目で見つけてみたいものだとお思います。その日は近い??かも!!

 

今日も最後までおつき合いくださりありがとうございました。

 

橋本 富美子

 

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