【多田】自己肯定感を高める4つの方法

心理学

自己肯定感を高める4つ方法_edited-1

自己肯定感を高めるための 4つの方法についてお伝えします。

 

自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」

と思える心の状態のことを言います。

 

一般的に「自己肯定感が高い」と、心の受容が大きく、少々のことではめげない。意欲的に人間関係を築くことができます。一方「自己肯定感が低い」と自信喪失、すぐに委縮してしまう。自己否定的になってしまうことが多くなります。

 

①短所も長所も受け入れる

自分の短所となる負の感情要素 (恐れ、不安、嫉妬、怒りなど) は、できるなら無くしてしまいたいものです。しかし、これらの感情は 簡単になくなるものではありません。

 

 ●大勢の前で話さないといけないとき 、期待に応えなければならないとき、  

失敗するのではないかと怖くなってしまう・・・

●成功している人のことを うらやましく思ってしまう・・・

●ちょっとしたことでイライラしてしまう・・・

 

どれも、自分では好んではいない 感情ではないでしょうか。

 

ここで、大切なことは まずはそういった自分の短所を 受け入れるということです。

 

とにかく、そういった感情を 自分は持っているということを 受け入れるのです。ただただ、そういう感情がある ということを見ないふりをしないで 受け入れること。   これは、短所に限った話ではありません。

 

自分の長所についても しっかり受け入れてください。

 

短所は受け入れることができても 長所は受け入れられないという人も たくさん見かけます。

 

自分には何の取り得もないし、 褒められても全否定してしまうのです。   そうではなくて、長所もしっかり 受け入れましょう。   下記、文章完成法エクササイズ をやってみてください。

 

★私には【   】といった才能がある

★私は、自分の【   】といった点が好きです

★自分の実績や性格や容姿に誇りを持つと 恐ろしいことは【   】だ

 

何か違和感を感じる人もいるかと。

 

どうしても受け入れができない人は、 「受け入れられないこと」を受け入れてください。 それさえ、イヤだと思う自分がいるのであれば イヤだと思うことを受け入れてください、 ということになります。

 

なぜかというと、受け入れるところから スタートしないと、そもそも自分のことを 理解することはできないから。   だから、どこかで自分の考えていることや 感情を受け入れざるを得ないのです!   ぜひ、短所、長所ともに いったん自己受容してみてくださいね。

 

②自分を非難しないで理解する

自分の思っていること、考えていることと 矛盾した行動をとってしまう、 思ってもいないことを発言してしまうと、 自分のことを責めたくなってしまいます。非難してしまうかもしれません。

 

しかし、自分のことを非難し続けると 自分のことを尊敬できなくなります。

 

さらに、悪い行動や発言を 導いてしまいます。   非難しないで、まずは理解に努めましょう!   ポイントは3点です。

1.どんな状況だったのか?

2.その状況で自分の選んだふるまい、 行動がどうして必要だと思ったのか?

3.どんな風に自分を大切に しようとしていたのか?

 

この3点を意識して 自分のことを理解することから スタートすると自己非難は 減っていくはずです。

 

③長期的視点を忘れない

すぐに立派な人になる、 すぐに人徳のある人になる、 すぐに人のお役に立てるようになる、 すぐに愛のあふれるような人になる、と思っても、理想の姿に 近づくことはできません。

 

しかし、長期的視点であれば 必ず将来的に、自分の思い描いている ようなふるまいができるようになります。

 

1歩1歩成長できている というイメージを育てることが大切です。   短期的視点で、できていないことばかり に目を奪われてしまうと なりたい自分のイメージに傷ばかりが ついてしまいます。そうならないように、 常に長期的な視点で 理想の自分像を創り上げていきましょう!

 

④「限定的自信」を大切にする

自信をつけるというのは 、すべては 自分で創るモノです。   そのときに漠然と考えるのではなく、 限定的に自信を形成していきましょう。

 

まず、時間的なこと。

 

1週間だけ。 1日だけ。 1時間だけ。   時間制約を設けて自信を持つ。

 

次に、領域をしぼること。

 

PCのことだけ。 歴史のことだけ。 料理ものことだけ。 整理整頓のことだけ。 話すことだけ。 笑顔だけ。   その領域だけで自信を持つ。

 

最後に、人を限定すること。

 

お客様に対してだけ。 親に対してだけ。 子供だけ。 友達だけ。   決められた範囲で自信を持つ。   以上の視点を取り入れることで、 自分とうまく付き合っていくことができ、 うまく人とも関わっていけると思います。 できそうなところから 実践してみてくださいね。

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