【冨田】試験勉強を制覇するための感情のコントロール

その他

冨田佳子(5回目)20150722

 

 

今回で5回目の投稿をさせていただきます、冨田佳子です。 今日は感情のコントロールについて。

 

 

家族や友人と過ごす時も、仕事での人間関係を築いて行くときも、うまく感情をコントロールできること。 また、長期に亘る資格試験勉強に於いても余裕がなくなったり、失敗して落ち込んだ時に、ちょっとしたネガティブな感情から抜け出すことは理想です。 私たちの嬉しい喜びの感情も、辛い悲しいなどのネガティブな感情も3つの要素から成り立っています。

 

 

それは ①身体(筋肉)の使い方 ②質問(フォーカス) ③言葉づかい。

今回はこの3つの要素を上手に使った「感情のコントロール方法」をご紹介します。

 

 

1.身体(筋肉)の使い方

 

 

みなさんは、落ち込んでネガティブな感情を感じる時は、どんな姿勢をしていますか? 恐らく背中を丸めて下を向いて、ため息などついているのではないでしょうか? 反対に、すべてが調子よくうまく行っているときの姿勢はどんな姿勢ですか?

 

 ・ネガティブな感情を感じる時は、ネガティブな感情を感じる身体の使い方

・ポジティブな感情を感じる時は、ポジティブな感情を感じる身体の使い方  をしています。

 

 

試しに背筋を伸ばし、伸びをしながら身体の筋肉をほぐしてみてください。 そして目線を上に向けてみましょう。 いかがですか?この状態で落ち込むことは、なかなか難しいのではないでしょうか?

 

 

また、3~5分ほど深呼吸を続けてみてください。 それだけでも、気分(感情)の変化が感じられます。 何か嫌なことがあったり、頭ばかり使っているとき、スポーツジムに行って体を動かし、汗を流すと気分がスッキリしますね。 筋肉のリラックスの度合いや体温に変化が起き、深呼吸や汗をかくことにより身体の内的な生理状態が変化するからです。

 

 

また、疲れた時や落ち込んだ時は、第3回目の「疲れた脳を回復する方法」で書かせていただいたように、少し長めにお風呂に浸かったり、お風呂上りのストレッチも効果的です。 勉強で疲れた脳と体を癒すこと、いつもより丁寧に髪の毛や体を洗ってあげることも良いですね。

 

 

そして、このように身体(筋肉)の使い方を変えることで、簡単に感情を変えることができ 脳と体をリフレッシュさせ集中力を高めることに繋がっていきます。

 

 

2.質問(フォーカス)

 

 

これはひとつの例え話ですが、こんなことありませんか? 家族や友人との会話の中で芸能人の話になりました。 しかし、その芸能人の顔は出てくるけど、名前がなかなか出てこない。 しばらくして、その会話すら忘れた頃にその芸能人の名前を思い出す。 あの閃きは一体何なのでしょう?

 

 

これは、脳の基本的なプログラムのひとつ「空白を埋める原則」と呼ばれるものです。 脳には分からない状態(空白)を嫌うという性質があります。 そのため、疑問に関して分かるまで無意識に探し続ける。つまり空白を埋めようとするのです。

 

 

脳が答えを探しているとき、意識(顕在意識)のみならず無意識(潜在意識)も答えを探すため協力すると言われています。 みなさんお悩みを抱えている時やネガティブな感情が沸くときは 「なんで自分はこんなんだろう?」 「どうしてがんばっているのに成果が出ないのだろう? 」「どうして面白くないのだろう? 」と思っていませんか? そんなときは、答えが出ません。

 

 

なぜならば「ないものはない」ので閃かないのです。 これはインターネットの検索と同じです。 答えが実在するものについてキーワードを入れると、ちゃんとヒットします。 でも「なんで?どうして?」に対しては答えが実在しないので、どこを探しても答えが出てこないのです。

 

 

それでは、どうしたら良いのでしょうか?

それは「なんで?どうして?」から 「どうしたら、もっとうまく行くだろう? 」「どうしたら、自分の望む結果が出るだろう?」「どうしたら、もっと効率よく試験勉強ができるのだろう?」「どうしたら、もっと集中できるのだろう? 」という「答えが存在する質問」に変えてみると、無意識が答えを探し出してくれます。

 

 

「どうしたら・・・」から始まる疑問形の質問に変えることにより、無意識が素晴らしい答えを見つけ出してくれるのです。 人は1日に3万~6万の質問を自分自身に投げ掛けていると言われています。 ポジティブな感情を生み出す質問を意図的に行うことで感情のコントロールも可能になるのです。

 

 

3.言葉づかい

 

 

言葉は言霊と言われるように、 古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされています。

 

 

私達の脳は主語を判断しないため、第三者に対してマイナスな言葉や誹謗中傷などの言葉を発することは、自分自身の脳にマイナス思考やマイナスイメージを生み出していることになるのです。

 

 

ですので、常に第三者(相手)を褒める。誰かが成功したら一緒に喜ぶ。と言う、常に脳にプラスのイメージを生み出す、プラスの言葉を発することがとても重要になっていきます。

 

 

自分に勇気とやる気と自信を与える言葉を使い続け、試験勉強を乗り切るためにも身体(筋肉)の使い方・質問(フォーカス)・言葉づかい に気を付けて、是非とも欲しい結果を手に入れてください。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

冨田佳子

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