【森脇】資格取得後変わること

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みなさまこんにちは。3回目の投稿をさせていただきます、森脇です。

 

先日、障害年金を専門に活躍されている、とても素敵な社会保険労務士、松山純子先生と出会えるご縁をいただきました。社労士合格後、私が良かったと思っていることの一つは「きらきら輝いている素敵な人に出会える」ということ。資格取得前の私は、「閉ざされた小さな世界」の中で過ごしていました。当時は、そのことに気付いてすらいなかったことを思うと、社労士試験に挑戦して本当に良かったなあと思っています。

 

今回は、資格取得後、私が感じていることを書かせていただきます。

 

 

1.資格を取得しただけでは何も変わらない

 

 

5年前、社労士の合格証書が届いた日のことは今でも鮮明に覚えています。

全く自信がなかった私は、「今回も、不合格のハガキが届くんだろうな・・・」と思っていました。気を紛らわすために自宅でテレビを見ていると、配達された郵便物を受け取るために母親が印鑑を取りに来ました。

 

 

「昌子宛じゃわあ」と言って差し出された封書。「まさか・・・」とドキドキしながら開けると、中には合格証書が!信じられず、何度も何度も証書を見返しました。両親は、拍手しながら喜んでくれました。

 

 

「頑張って良かったあ・・・」という感動と、何ともいえない嬉しさでいっぱいになったことを覚えています。(これで毎日勉強しなくてもすむ、という解放感もありました(笑))

 

 

でも、合格しても「資格を取得した」というだけで、それまでの私となんら変わりありません。その後何もしなければ知識はどんどん薄れていきますし、ペーパー資格者となってしまいます。

 

 

2.変わるために私が始めたこと

 

 

社労士は、勤務を続けたまま登録することができます。登録に必要な実務経験があった私は、迷うことなく登録手続をしました。

 

周りの人たちに支えられて合格することができた私だからこそ、今度は、私が何かお役に立ちたい、資格を活かしたい、という気持ちが強かったからです。その気持ちは今も変わっていません。

 

 

とはいえ、資格を取得しても、資格を活かせる仕事ができる、というチャンスはなかなか訪れません。企業に所属していると、組織の一員として役割分担があります。その役割を無理やり変更することはできません。「自分に何ができるのか?」「どうやったら現状のポジションで資格を活かすことができるのか?」前が見えないまま、とりあえず自分にできること「行動すること」を始めました。

 

 

研修や講座に積極的に参加すると、色々な分野で活躍されている、自分軸をしっかりと持った人達と出会う機会が増えました。そんな人達に出会うと、しんどい時やモチベーションが下がっている時でも「私も頑張ろう」というやる気スイッチが入りました。

 

 

このスイッチに気付くと、人との出会いが楽しくなりますし、不安な気持ちを持ちながらも、「どんな人と出会えるんだろう?」というワクワク感で、また行動することができました。

 

 

「きらきらした人たちに出会うこと」が私の「やる気スイッチ」です。

あなたのやる気スイッチは何でしょうか?

そのスイッチをONにするかOFFにするかは、あなた次第だと思いませんか?

しんどいなあと思っている時こそ意識してみてくださいね。

 

 

3.資格をもっと活かしたい!

 

 

松山先生は、私がご縁あって設立当初からお世話係をさせていただいている「障害年金基礎研究会」の研修講師として東京からお越しいただきました。

 

 

みなさん、障害年金って知ってますか?資格取得の勉強をしていた頃は、障害年金がどんなに大切な制度か、理解できていませんでした。

 

 

障害年金は「初診日・納付要件・障害の状態」の三つのハードルをクリアすると支給されます。ここだけ聞くと、とっても単純なように聞こえますが、実際にはそうではありません。

 

 

一例として「初診日」について少し説明します。何年も前に発症した傷病であれば、初診日を証明するカルテが残っていない場合もあり、初診日が特定できない、ということが起こり得ます。また、誤診の場合や、健康診断で異常が発見された場合など、例外的な扱いをする初診日もあります。適正な受給に向けて、専門家である社労士だからこそできるサポートがある、と力を注いでいる方がたくさんいらっしゃいます。

 

松山先生も、1人でも多くの方に障害年金制度を知っていただき、受給権が取得できるように取り組んでいらっしゃる素敵な方です。障害年金は「社会とのつながりをもたらすもの」「希望を取り戻すためのもの」と研修の中でおっしゃっていたことがとても印象的でした。

 

 

幸運なことに、翌日、美観地区を一緒に散策させていただき、ゆっくりお話しを伺うことができました。

 

「資格があるからこそ仕事をさせていただいている。先輩社労士の方々が築きあげてくださった「資格」にとても感謝している。」と笑顔でおっしゃっていた姿にとても感動しました。

 

このサイトを見ている方にもぜひご紹介したいと思い、「今の言葉、資格難民再生プロジェクトに投稿させていただいて良いですか?」と思わず聞いていました。

 

 

資格が無くても仕事はできますが、資格があるからこそできる仕事もあります。

あなたが今取得しようとしている資格、既に取得済みの資格は、どんなことにつながっていきますか?

 

 

今の私のキーワードは「生涯設計のプロフェッショナル」になること。この言葉にたどり着くまで時間がかかりました。周囲の方達に感謝しながら、その人達が「きらきら輝く人生」を自分で作り上げていくサポートとして、資格を活かしたいと思っています。

 

 

そのためにも、これから、CFPの勉強をスタートします。

資格取得を目指して頑張っているみなさん、一緒に頑張りましょう!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

森脇昌子

 

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