真夏日の暑い日が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
花火が夏の夜空をあざやかに彩っていますね。投稿もいよいよ最終回となりました。最後に資格を取ることには、どんな意味があるのかについてお話させていただきます。
スキルアップやキャリア開発を目指し、資格に挑戦しようという方は多いようです。資格の取得を目指す動機や目的は人それぞれ、そこで、なぜ「資格を取るのか」を一緒に考えてみましょう。
１．どうなりたいか なりたい自分をみつける
まず、資格を取る目的を明確にしましょう。仕事に活用したいのか、自分の知識を深めたいのか。
転職したいから、英語のスキルを身につけたいから、資格を取るのではなく、転職してどんなはたらき方をしたいのか。英語を身につけてどんな自分になりたいのか。資格ありきではなく、まずは、キャリアについて考えてみましょう。
自己理解を進めて『何をしたいのか』『自分には何が足りないのか』などをしっかり考え、『やりたいこと』や『就きたい仕事』に必要、役に立つ資格や知識だから勉強するという姿勢が大切です。
自分の目的が明確にすると、取得するべき資格、勉強して身に付けるべき知識も見えてきますね。
自分のなりたい人生に向きあい、未来の道を思い描く。資格を取ること自体は目的ではなく、未来への道を進むための手段です。
2 その資格、どのように活用する？
あなたは何を目指していますか。資格自体は道具に過ぎず、必要に応じて取得し、活用するのは自分次第です。一歩先に視野を広げてみませんか。
今は、会社に利益をもたらす人材であることが求められる社会です。先のキャリアを見つめて資格を取り、その資格を生かせる機会を自分で作り出せるかどうかが重要です。資格を取った後に、どう活用していくのか。
「弁護士に会計士になりたい」「TOEICで高得点」「字が上手くなりたい」「コーディネーターになりたい」など、いろいろな夢に向かってみなさん勉強中だと思います。
試験に合格するために大切なことは、「絶対に合格すると決意すること」でしたね。
あなたとって、試験に合格することはどんな意味があるのでしょう。資格試験を受験すること、合格するということ、それは人生のひとつの通過点にすぎません。試験に合格してからの5年後10年後といった少し先の未来も視野に入れて合格目指しましょう。
3 資格を取るまでの経験も意義がある
目標が決まれば、あとは必要な資格取得に向かって頑張るのみ！
さまざまな人との出会いがあり、世界が拡がることも社会人の学習の利点です。
知識はもちろん、努力することやモチベーションのアップなど、学習で得られることはたくさんあります。合格後を考えたとき、そこに思い浮かべることができるものは、自分だけでなく、仕事の取引先の方や周囲の人々、多くの人たちの笑顔ではないでしょうか。
また、そういった周囲の人たちから、たくさんの勇気と力をあなたも与えてもらえるはずです。 あなたが自分に誇りをもち、輝いて働く場所を見つける。
社会人が資格を取るって、そういうことではないでしょうか。本当の勉強に終わりはないですね。
４．初心を大切にする
合格を目指し、具体的な行動や習慣を表す言葉を書いてみましょう。
「なぜ資格を取ろうと思ったのか」初心を忘れずに目標に向かって努力することが大切です。モチベーションは、初志を抱いた時がもっとも高く、時間の経過と共に減少していくそうです。
やる気が出ないとき、上手く勉強が進まず苦しいとき、初心を思い出してください。
そうすれば、初志を抱いた時のモチベーションや今の勉強が将来の自分の基礎を作っていること、将来に役立つことだと再確認でき、その壁を乗り越えていくことができます。
一日の始まりや勉強を始める前にアファメーションで、自分に宣言するのもおススメです。
言葉の力で、なりたい自分に！！
最後に、資格試験勉強中、私がノートに書いた大切にしたい言葉をいくつかお伝えしたいと思います。
◇「You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
- Steve Jobs （スティーブ・ジョブズ） -」
≪訳≫未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。 だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。
すべての事柄はつながっていて、昨日があるから今日があり、今日があるから明日がある。ということでしょうか。
また、ジョブズはこうも言っています。
「仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。」
「自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。」
◇「目標を定めて、それに向かって、実現させる。 やり抜くことが未来をひらくために大事だと思います。 そのためには、日常から一所懸命努力しなきゃいけません。」
80歳で水泳を始め、90代で自己記録をどんどん更新するなど、老いてなお目標に向けて挑戦を続ける長岡三重子さん。
「死ぬまで自分の目的を達成するように努力しなきゃダメということです。
年を取って輝く人っていうのはやっぱりある程度努力をした者ですよね。
苦は楽のため、楽は苦のため。そういうことでしょう。」
◇「ちょっとした微笑みや優しい言葉だけで、人を喜ばせ、
多くの人に心・魂を救うお仕事ができるのです。」
ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子
出会いは素敵な宝物です。勉強中も、合格後も、たくさんの人と出会ってください。
合格しようが失敗しようが、そこから学べることをしっかり身につけていけば、その経験はいつかあなたのものになります。
向いていなくてもいいから、その資格が自分をワクワクさせる。そんな資格を目指してみませんか。
あなたらしく。
頑張っていると、きっと心から応援してくれる人の存在があなたに力を与えてくれます。
私の資格取得の目的は、少しでも多くの人を笑顔にすることです。
私は2年前にキャリアカウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を取ると決めました。キャリアカウンセリングの大切な資質「知識と経験」を大切に、心の引き出しをいっぱい持っているカウンセラーでありたいと資格取得や勉強会にと日々励んでおります。
臨床心理士の高山恵子さんの著書「There is something only you can do.あなたに出来る何かがある・・・・」ありのままの自分を受け入れることができたとき、あなたもまわりもきっと幸せになれることでしょう。という一文に心癒され、背中を押して頂いたように思います。
そして、何かやりたい、何か人の役に立つこと、応援することやりたい、何か、何か、できかいなと、昨年、一緒に学んでいたキャリアカウンセラー仲間と一歩踏み出すことを決め、今年wiShというグループをスタートさせました。
Are you happy? I’m very happy!!I’m very happy today.と言える人生を願って。
今回、初めて書くことを経験させて頂き、私自身がなぜ合格を目指して勉強するのか、将来どうありたいのかを改めてじっくり考えるとてもよい機会を頂きました。拙い文書を最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
自己研鑚をと受講した多田代表の100倍塾で、たくさんの志高い方々に出会い、みなさんから大切な言葉やそれぞれの素晴らしい考え方や物の見方などを教えて頂きました。このご縁に感謝しております。
そして、いつもどんな状況でも支え、あるがままを受容して下さり、個人の可能性の信じて下さる多田先生に心から感謝申し上げます。
亀井志津代
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