【阿部】How(どうやって)よりもWhat(何を)

勉強法(暗記、集中力、速読など)

 記事用写真②阿部君

 

集中力トレーナーの阿部洋太郎です。

今回は「試験で高得点を取る」ことに絞って書きます。

まずはクイズから始めます。

 

 

1.頑張っても結果が出ない原因は?

 

 

次のA~Cのうち、英語の試験で一番良い点数を取れるのはどれでしょうか?

 

 

(A) 学習法を自分で調べて数学の勉強をした。

(B) 塾に通って数学の勉強をした。

(C) 家庭教師についてもらって数学の勉強をした。

 

 

・・・クイズになっていないですね。英語の試験で結果を出したかったら、英語の勉強をしないとダメです。

「こんな人いない!」って思った方、ではこんなのはどうでしょう?

 

 

・全然知らないこと(勉強してないこと)が試験に出てきた。

・「考え方」を問う試験形式に対して、頑張って単語の暗記をしていた。

・自分が何の勉強をしているのか、実はよく分かっていない。

 

 

・・・ゴールを間違えていると、頑張ってやっても試験には受かりません。

なので、「頑張る」前に「ゴールを見つけておく」のが重要になります。

 

(今、頑張っているのに成果が出ていない人は、一度ゴールを確認してみてください)

(「頑張ったこと」が無駄かどうかはまた別の問題です。あくまで、“試験に合格する”ことに対してです。)

 

 

2.結果を出すには?

 

 

では、「ゴールを見つけるにはどうしたらいい?」

一番手っ取り早い方法は「過去問」です。ライター渡辺さんも書かれていましたよね。現時点で解ける必要はまったくありません。

 

 

過去問をやってみて、

・解ける! ⇒ OK!

・答えを見たら理解できる ⇒ 解き方を覚えて、同じ問題が出たら解ける状態にしてください。

・答えを見ても分からないが、何の問題なのかは分かる ⇒ 教科書等を調べて勉強するか、「分かってる人(先生、先輩等)」に教えてもらって下さい。

・何の問題か分からない ⇒ まず、受けようとしている試験がどういうものなのかを、詳しい人に質問してください。

 

 

「過去問」をやると、今の自分がどの位置にいるのかが見えてきます。ゴールがぼんやりとでも見えていれば、頑張って勉強すれば合格に近づいて行きます。一方、何の問題か全く分からなければ、「何を」頑張ればいいかが分からない状態です(当然、頑張っても結果は出ません)。

 

 

その場合には、まず「何の試験なのか」を理解する必要があります。プロ(学校、塾、先生、有資格者)に頼むと教えてもらえますので、頑張る前に相談に行ってみて下さい。

 

 

3.過去問がない場合は?

 

 

「過去問」や「予想問題集」が手に入らない場合は、出題傾向を読むところから始めます。

 

 

要は、「試験官が何を求めているのかを想像する」ことです。ただ、難易度は高いですので、ダメ元で試験を一度受けた方が早いかもしれません。

 

 

「何年分の過去問を解いたらいいですか?」という疑問には、次回お答えします。では。

 

 

阿部洋太郎

 

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