【森脇】自分を勇気づける言葉

心理学

第5回8月1日 自分を勇気づける言葉

 

 

暑中お見舞い申し上げます!

暑い日が続いていますが、夏バテなどされていませんか?

勉強も仕事も(遊びも)まずは健康が大切。体調に気をつけて充実した夏を過ごしてくださいね。

 

 

みなさん、アルフレッド・アドラーに関する著書を読まれたことはありますか?先日「人が正しい目標に一歩踏み出せるよう勇気づけるのが、アドラー心理学」と書かれている本を読みました。人を勇気づける言葉、自分自身を勇気づける言葉、そんな言葉の力について、今回は書いてみたいと思います。

 

 

このサイトを見られた人が「よし、がんばろ!」という気持ちになって貰えたら嬉しいな、という気持ちを込めて記事を書かせていただきます。

 

 

1.言葉の力

 

 

みなさん「言葉の力って凄い」と思ったことはありませんか?

 

 

この歌詞(又は言葉)を聞くと、楽しかったあの時を思い出してつい笑顔になる、この言葉を聞くと励まされる、そんな自分が大切にしている「心に響く言葉」がきっと誰にでもあると思います。私も、うまくいかないなあ、と思った時にいつも心に浮かんでくる歌のフレーズがあります。それは、「すべてへ」という歌の一節です。

 

 

【すべてへ song by 19 作詞:326】

 風が吹かない そんな場所でも

 ぼくたちが走るなら 感じることが出来る

 吹くだろう風 なんて待つなよ

 無いものをなげくより つくればいい風だって...

 

 

しんどいなあと思っている時に、このフレーズを心の中で口ずさむと、一歩踏み出すエネルギーが湧いてきます。「無いものに目を向けても始まらない、自分が動けばいいんだ」と、この言葉に何度も勇気を貰いました。

(You Tubeで動画を見ることができますので、良かったら一度聞いてみてくださいね。)

 

 

あなたの心に響く言葉は何でしょうか?

勉強がつらい、新しいことに挑戦する勇気がでない、うまくいかない、という時には、自分を勇気づける言葉、そんな素敵な言葉を唱えてみてくださいね。

 

 

2.WANT TO(○○したい)の力

 

 

前回、勉強に必要な要素として「WANT TO」が大切、という記事を書かせていただきましたが、勉強だけでなく、仕事や家庭、色々な場面でこの言葉が人を動かす原動力になると思っています。

 

 

現在、今年入社した新人のフォロー面談を行っていますが、新人にも「HAVE TO(しなければならない)」ではなく「WANT TO(したい)で考えてみて!どうなりたい?自分で思えばきっとなれるよ!」とエールを送っています。

 

 

私自身も、「WANT TO」の言葉を意識して使うようになってから、少しずつ行動の種類が変わってきたと感じています。

 

 

人の行動は、「目的志向型」と「問題回避型」に分かれます。

(以前受講したNLPの手法を用いた講師デビュー講座で教えていただきました。)

 

 

 ①目的志向型

 ・何かを得たい、達成したいなど「自分が望むこと」を動機に行動を起こす人。

  →目標があるとやる気が起こり、ゴールに向かっていくことでモチベーションが高まる。

 ②問題回避型

 ・何かを避けたい、失いたくない、防ぎたいなど「自分が望まないこと」、「問題を回避すること」を動機に行動を起こす人。

  →問題に目が行くので、解決しなければならない問題や避けることがあるときにやる気が起こる。

 

 

3.言葉が変われば心が変わる

 

 

資格を取得する前は、私はよく「問題回避型」の行動をしていました。

 

 

例えば、資格取得前も会社内の試験を複数受験していましたが、その時の受験動機は、「受けなさい」と言われて勉強したくないので、率先して受験する(問題を避ける)、同じ勉強を何度もするのが嫌だから一回で合格したい(望まないことをする状況を回避する)、という感じです。

 

 

社労士の勉強を始めたきっかけも、この状況を何とか変えたいという問題回避型の行動でした。

 

 

資格取得後、きらきらした人達と出会う機会が多くなってから、「○○ができるようになりたい」という目標が増え、ポジティブな言葉を意識して使うようにしています。

 

 

講師デビュー講座へ参加したのも、「伝わる話し方を身につけたい」という動機からでした。

 

 

人前で話すことが苦手な私ですが、「伝わる」という言葉をキーワードに、話し方や、どの言葉を使うか工夫しながら、研修を実施するように変わりました。そうすることで、「できていること」と「できていないこと」を客観視することもできるようになりました。

 

 

どちらの行動が良い悪いというわけではありませんが、私は目的志向型の行動に変わることで、苦手な分野のことでも「出来るようになりたい」というエネルギーが生じ、具体的な目標に向かって行動に移すことができるようになれたと思っています。

 

 

言葉を変えることで、気持ちも楽になるし、行動も変わります。

これからも、少しずつ「できること」を増やしていけたら嬉しいです。

 

 

最後に、心に響いた言葉をもう一つ紹介させていただきます。

 

 

心が変われば、態度が変わる。

態度が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。

人格が変われば、運命が変わる。

運命が変われば、人生が変わる。』

ヒンズー教の教え 

 

 

「自分を勇気づける言葉」を自分自身に語りかけながら、きらきら輝く人生を創っていきましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

森脇 昌子

 

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