【福島】資格が取得出来なかった時の考え方

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資格難民再生プロジェクトの読者の皆様、こんにちは。

日曜ライター担当の福島恵梨です。

毎日の投稿が始まって、早1か月が経とうとしていますが資格に対するイメージに何か変化は見られましたでしょうか?お気に入りのライターを見つけて、是非読み続けて下さいね!

 

 

さて、1回目・2回目は「資格を目指す3つの理由」というテーマで自分の体験談を交えながら、資格に挑戦した時からその幕引きまでをお話させていただきました。こういう決断の仕方もあるんだという見方で参考にしていただければと思います。

 

 

今回は、「資格を取得出来なかった時の考え方」というテーマで書こうと思います。

公認会計士の資格を目指したものの、結局取得出来なかったからこそ言えること、という視点でお話します。

 

 

1.感情の矛盾

 

 

前回の記事で、“資格試験を辞めようと決意した時は晴れ晴れとしていた”と書きましたが、辞めてから半年くらいは晴れ晴れとした気持ちが持続します。仕事を見つけて、お金をもらって働くということに新鮮さを感じるのだと思います。自由な時間の中で、勉強以外の自由なことが出来る、それだけで満足出来るのですね。

 

 

少なくとも私はそうでした。私は受験に専念しており、定職についていませんでしたので「働くことへの充実感」をものすごく感じていました。(お仕事と両立されている方には少し当てはまりにくいかもしれません。)

 

 

ですが、それも長く続いて半年~1年。資格試験に合格して、その道を歩む受験仲間の話を聞くと徐々に自分の状況にモヤモヤして(つまり他人との比較ですね。)、受験期間のことを否定するという感情に支配されてしまいます。

 

 

「お金と時間の無駄だったな」「自分には何もないなという喪失感」「お先真っ暗」・・・など自己否定に入っていきます。資格試験勉強から離れる時はあんなに晴れ晴れとしていたのに、辞めたあとの新鮮な気持ちが薄れたきた瞬間徐々に自己否定に入る、、、そんな感情の矛盾が生じました。

 

 

ここから、また自分との葛藤が始まります。

 

 

2.葛藤の末の気づき

 

 

葛藤の最中、私の頭の中ではいつもこんな会話が繰り広げられていました。

 

「こんなはずじゃなかった」

「じゃあどんなハズだったの?」

「会計士としてバリバリ働く。(いや、会計士になりたいわけじゃなかった!)」

「自分らしくバリバリ働きたいってどういうこと?」

 

という自分との会話と葛藤していたのだと思います。

 

それを繰り返している間に、自分が自分のこれからについて真剣に考えていることに気付いていきました。

資格を取得出来なかった⇒自己否定となっていましたが、資格を取得出来なかった=自分の人生を見つめ直すチャンスだったんだと気づいたのです。

 

 

3.考え方を変えると風景が変わる

 

 

取得出来なかった=自分の人生を見つめ直すチャンス

ということに気づけた時から、まずは色んなものに目を向ける努力をしました。

 

 

努力というよりかは「心がけ」という言葉がふさわしいかもしれません。

 

 

自分が興味のあったこと、好きだったもの、嫌いだったもの、やりたかったことなどをとにかく思い出すようにしました。ここで気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、「興味があった」「好きだった」などと言うようにあえて過去形で書きました。

 

 

それは、資格試験のために勉強オンリーな生活だけを数年送っていましたので、自分の好き嫌い・興味があるものを忘れてしまっていたのです。なので、それを思い出すための作業であり「素」の自分を取り戻す作業でもありました。

 

 

このような積み重ねによって見える景色が少しずつ変わってきました。言葉にするのが難しいのですが、一言で言うと「今まで見えていなかったことが見えるようになった」ということです。

 

 

4.資格を取らないという選択

 

 

資格を目指さない選択をしなかったから言える意見ですが、資格取得を諦めた後は新しい道に進む前に一度足踏みする時間が必要だと思います。

 

私の場合は「自分」を思い出す作業でした。どれくらいの時間足踏みするのかは個人差があると思いますが、「資格試験にチャレンジしよう!」と決断出来たアナタなら、足踏みも出来るハズです。

 

資格が取れないから、そこで「終わり!」ではなく、新たな道の始まりだということを心に留めておくことが資格を踏み台にするもう一つの秘訣だということも覚えておいてくださいね!

 

 

福島恵梨

 

 

 

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