夏の装いが目につくようになりましたね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
さて、今日は、月曜ライター、≪ここ一番で実力を発揮させるプロフェッショナル京大卒・東大院卒 集中トレーナー≫阿部 洋太郎さんのコーチングを受け、気づいた大切なことをお話させていただきます。
「合格するために大切なこと」それは、合格への決意を固めることでした。
決意も緩く、試験はもう目の前で焦っている私は、縋る思いで資格試験の有効な勉強方法を教えてくださいとお願いしました。すると、阿部さんは、将来のビジョン(目標)を明確にし、それに向かっていくのには何が必要で、何をすればいいのかを、考え、気付き、行動していくことだと、価値観の振り返りを支援してくださいました。
私は「人を大切に、利他の精神で、しなやかに素直でありのままの自分を受け入れる強さもある凛とした人になるよう日々研鑚し、自分らしさを大切にイキイキと輝き、今、ここを生きる!なりたい自分!を応援、笑顔の花を咲かせたい。」そのために資格取得を目指していることを再認識できました。
1.なぜ、試験に合格しなければならないのか
合格できればいいなあと漠然と憧れているのではなく、目的を達成するために絶対に合格しなければならないと明確なゴール設定ができている人が決意の固まっている人です。
不合格になれば、努力がすべて無駄になるかもしれません。
こうしたプレッシャーに耐えるだけの覚悟がありますか。
そこまでして試験に合格しなければならない理由とは、いったい何でしょうか。
あなたは本当に合格したいのですか。
たくさんの犠牲を払ってまで試験にチャレンジするのですから、絶対に合格したいですね。そして、試験勉強は合格しなければ全く意味がありません。
今、あなたが取ろうとしている資格が、自分の人生にとってどのように役に立つか、具体的にイメージしてください。漠然としたイメージしか持てないのであれば、もう一度真剣に考えてみてください。
「資格をとることで何をしたいのか」「この資格がなんに役立つのか」を真剣に考えることが大切だと思います。資格試験に通って、自分にその資格の肩書がつくことは、胸を張れることであり、かつ自信につながるはずです。
しかし、資格は自己満足のためにあるのではなく、あくまで、「人の役に立てる」からこそ意味がるのではないでしょうか。人の役に立ち、社会に貢献するためのものであると思います。
自分がその資格をとってなにをするべきか、その資格が自分にとって本当に必要かどうか見極めることは、勉強を充実させる意味でも、大切な時間を無駄にしないという意味でも、とても大切なことです。資格を取る目的、取ったあとのイメージを明確にしましょう。
2.合格するメリット・不合格になるデメリットを考えよう
努力して勉強するのは、合格して喜びたいからですか、不合格になるのが嫌だからですか。
合格するメリット、不合格になるデメリットにはどんなことがあるかを自分に問いながら書いてみましょう。
◆不合格になるデメリット
例えば、努力が無駄になる/時間、教材代、が無駄になる/自信、モチベーションが下がる気分が落ち込む/恥ずかしい/仕事上の資格なら、評価がさがる、昇進が遅れる
◆合格するメリット
例えば、昇進、転職、独立起業/遊べる/ゆっくりできる/自由になる/賞賛/注目される/尊敬される/優越感/社会貢献/儲ける/自由な働き方/ゆとりのある生活/楽しい/安心/肯定感アップ/経済が安定する/自信がつく/昇給、昇進
いろいろなメリット、デメリットがあり、そしてそれは人それぞれですね。合格するメリットを考えているとワクワクしてきますね。試験の合格はなりたい自分になるための第一歩!絶対に合格したいですね。
3.合格の先にある、さらに大きな目的も考えてみよう
あなたの合格の先にあるものは、お金が欲しい、出世したいなどの願望、欲求、あるいは、誰かを見返してやりたいといった反発心かもしれませんね。良いことも、あまり良くない感情もすべて、自分をきちんと認めて、自分に正直に目的を考えてみるのもいいと本で読んだことがあります。
自分に正直になったときにものすごいパワーが出るそうです。そのパワー使って、辛い試験勉強を乗り越えていけたらいいですね。試験に合格してからの5年後、10年後あなたはどのようになっていますか?
あなたはこれから何をすべきなのでしょうか。
試験に合格することで果たしたい大きな目的は何ですか。
合格を通して果たした大きな目的は、周囲にどのように貢献しますか。
例えば、社会改革/独立起業/新規事業/職場改善/貢献/安心/安定/自己実現/目標達成/変革/高収益/雇用安定/活性化/平和/環境安全
信念や価値観など日頃あなたが大切にしている言葉で考えてみてくださいね。
4.合格した自分の姿をイメージする
念願の試験に合格したあなたはどんな気持ちですか?
辛いと思った時は書いたデメリットをみて、なりたくない自分の姿を思い浮かべてみましょう。あるいはメリット、なりたい自分をイメージする、さらに大きな目的を確認することによってもっと頑張ろうと努力できるのではないでしょうか。
勉強から逃避行動をとってしまうことがあるかもしれません、そんな時には、合格するために必要なことをすべてするということをコミットしたことを思い出しましょう。
2回にわたり、合格への決意についてお話しましたが、決意だけでは合格はできません。合格するには、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか。次回はそのことについて一緒に考えていきましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
亀井志津代
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