みなさま、こんにちは!
能力開発コンサルタント、
資格難民再生プロジェクト代表の多田健次です。
2週間、ライター日替わりでの記事いかがでしたか。
何かしら受験で悩んでいる方、
資格活用のことで悩まれている方の
お役にたてれば嬉しいです。
今日は「資格」に興味を持たれる人の
特徴について書いてみたいと思います。
資格試験を目指される人には
次のような一定の特徴があります。
①向上心が高いこと
②安定を求めること
③目標が明確になっているものに対して興味を持つこと
④権威に弱いこと
では、一つひとつ見ていきましょう。
①向上心が高い
これは、知らないことを知りたい。もっとたくさんのことを学びたい。資格試験にチャレンジすることによってより多くの知識を吸収したいという知識欲が高いということです。
たくさんの知らないことを学び、その道の専門家として認めてもらいたいという欲求ですね。学ぶことによって自己成長につながると信じています。
資格試験の勉強は、自分へのチャレンジにもなります。勉強したことがどれ位通用するのかを試したい。そのハードルを超えることで自分で自分の事を認めてあげることができるのです。
②安定を求める
これは、どちらかというと消極的な考え方ですね。資格を取得することによって、自分の身を守りたい。
たとえば、人事で働いている方であれば、社労士やCDAの資格を保有していることで、もし会社で人員整理の話が出たとしても自分はタイトルホルダーなので大丈夫と思える安心感のためです。
また、転職するときにも資格保有者ということで採用可能性が高まるので、いざという時のためにも資格を取得しておくという考え方ですね。
③目標が明確になっているものに対して興味を持つ
資格は試験日、試験内容が決まっています。合格率も試験傾向もわかります。目標や中身がわかっているものに対してはエネルギーを注げます。
逆に自分で何かを目標設定したり得体も知れないようなものにチャレンジすることを嫌う傾向があります。これが「資格活用」についても悩む原因のひとつになることは間違いないと思います。
答えが決まっていない、目標があらかじめ定まっていない中でどのような行動をとっていけば良いのか。このあたりの考え方については思考プロセスを変えていかないと、いつまでも同じ価値判断の中で決断、行動を繰返してしまうことになります。
④権威に弱い
資格を持っていることがすごいことのように思ってしまうということです。社労士、行政書士、司法書士を取得しています、という名刺を見るとすごいな~と感じやすいということです。私もその傾向はあります。
素直にすごいな~と思いますし、実際にそれだけ保有されているということは努力ができることの証明にもなると思います。
だからといって、資格はあくまでもその試験に合格したという証明だけなので、やはり権威に頼りすぎるのはよくありません。資格試験を目指される人の代表的な特徴かなと思います。
資格がまったくない状態で、いかに自分のことを認めてもらえることができるのか。こっちがありきなのに、資格保有をすることで自分のことを認めてもらおうと考えている人が多いのです。
資格とは関係なく、まずは自分を磨くことが先決であることを忘れずに資格を保有する。資格保有で箔をつけることは悪いことではありませんし、効果もありますが、それでも視覚化できない自分の魅力の方が大事だということを忘れないでくださいね。
すべての項目が当てはまる人もいるでしょうし、1つだけの人もいると思います。どちらにしても、「資格」は日々ライターの方が書かれている通り合格してからこそが勝負になるということです!
その道のプロフェッショナルという証明をどう磨き込んでいけるのか。どのような活動につなげていくのか。
今後も、いろいろな視点から「資格」について毎日記事を通してお伝えさせて頂きますね!
多田健次
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